平凡な日々
〜さよなら私の平凡スクールライフ・小話〜
この話は、ヒロインが吾郎を抱えて走って帰った後のテニスコートでの各キャラの視点です
@日吉
「・・・大丈夫ですか?」
まさか俺の方に芥川さんを投げてくるとは思っても見なかった
ちゃんと受け止められたから良いものを失敗してたらアイツどうするつもりだったんだ
アイツのことだから気にしないな・・・・
跡部さんは嬉しそうにが去った方を見てるし、他のレギュラー陣も何やら笑ってるし
には悪いがこれでマネージャー決定は確実だな
A慈郎
「痛いC〜」
でも、マジマジスッゲー!!
さっきのとび蹴りといい、今の投げといいかっこEー!!
俺とあんまり身長も変わらないのにどこにあんな力があんだろ
俺、あの子に絶対マネージャーやってほC−!!
B宍戸&鳳
「今の見たか、長太郎?」
「はい!!すごい女の子ですね。まさかジロー先輩投げるとは思ってもみませんでしたよ」
「女とは思えないな・・・」
「でも、マネージャー希望の人たちはもっと女の子には見えませんよ?」
「お前そんな爽やかに笑いながら言うなよ」
「あの子がマネージャーになってくれたら色々面白そうですね」
「確かにあいつらよりは使えそうだな」
C岳人&忍足
「うっわ、すっげー!!」
「ほんまやなぁ。さっきのとび蹴りもしかしたら岳人ぐらい飛んだんちゃうん?」
「クソクソッ、そんな事ないにきまってんだろ!!でも、女子にしてはすごい奴だったな」
「そうやな。テニスコートの周りを囲ってる女子とは大違いやわ」
「あぁ。あいつら見てると怖くねぇ?」
「・・・そない言ったらあかんやろ?ま、俺としてはそんな子らより今の子にマネージャーになって欲しいわ」
「俺も!!今の奴面白そうな奴だったしな!!」
D樺地
「ウス」
E跡部
なんだ、今の奴は?
結局俺様の質問には答えてねぇじゃねぇか
「ククッ」
自然と笑いがこみ上げてくる
こら、日吉そんな哀れそうな目でみるなよ
「おい、日吉」
「なんですか?」
「・・・今の奴の名前はなんて言うんだ」
「です」
か・・・
はっきり言って、試験を受けに来ているやつらは見るからにレギュラー目当て
そんな奴らをマネージャーにするつもりは初めからない
あいつをマネージャーしたら飽きそうにないな
俺は思いっきり息を吸った
「マネージャー試験は中止だ!!をマネージャーにする!!」
レギュラーの顔を見れば全員嬉しそうにしていた
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(2007・04・15)