第八回ゲスト 白蘭・入江正一
「はーい、では今回の並盛放送はブームに乗って10年後から白蘭さんと、入江くんに来ていただきましたー!
本当この放送なんでもありだなーなんてツッコミはなしですからね!!私ももう面倒くさいんで突っ込みませんから!
それでは、私と白蘭さんと入江くんで今回の放送は進めていきまーす!」
「うん、今日はよろしくね、チャン」
「・・・・・なんで、僕がこんなことしなくちゃならないんですか。なんだか、お腹痛くなってきたかも」
「ちょっ、入江くん!早い、早い!まだ放送始まったばかりだから!」
「そうだよ、正チャン。折角なんだから楽しまなきゃ損だよ」
「僕は白蘭サンと違って忙しいんですよ!あぁ、仕事だって終わってないのに!!」
「(・・・・・入江くんいつも大変なんだろうな。それに白蘭さん無駄に笑顔だし、絶対入江くんで遊んでるよ)」
「それに白蘭サンだって、仕事がないわけじゃないでしょ!いっつも、そうやって遊んで結局最後に僕に仕事押し付けて・・・・!」
「(なんか聞いてて入江くん、哀れすぎるよ!!なんだか、可哀想すぎて涙でそうだよ!)」
「まぁまぁ、落ち着いて正チャン。ほら、マシマロあげるから」
「「マシュマロですから!!」」
「うわー、二人とも仲が良いねー!僕ちょっと妬いちゃうな」
「(あ、もしかして白蘭さん、入江くんのこと?!・・・・・って、私は何を考えてるんだ!!
クソッこれもすべて、友達のせいだ!)」
「妬く必要性が分かりません・・・・・・、大丈夫なんですか。一人で百面相してるみたいですけど」
「うん、変なこと考えてる自分にショックをうけてるだけみたいだから大丈夫だよ。
あとチャン、僕そんな趣味まったくないからね」
「(なんで、白蘭サンそれがわかるんだろう)」
「あぁ、もう良いです!放送が進まない事には話になりません!!さっさと、質問コーナーにいきますよ」
「(早く終わらせて書類の処理しないといけないな。なんだか、またお腹痛くなってきた・・・・)」
「OKだよ、どしどし聞いちゃって」
「えっと今回は時間の都合上白蘭さんだけ行きますね『あの健やかな笑顔はDSで習得した物ですか?』だそうですが、本当はどうなんですか」
「(・・・・僕本当になんで呼ばれたんだろう?僕要らなくない?ねぇ、僕要らなくない?)」
「(いやいや、だけど入江くん要望が多かったんだよ!だから、ね、もう諦めて!)」
「う〜ん、僕のこの笑顔はもとからだよ」
「そうですね。そして笑顔で僕に仕事を押し付けてくるんですよね!!」
「(入江くんの顔が殺意に満ちた顔に見えるのは勘違いかな・・・・・!)」
「もう、正チャンそんな恐い顔でにらまないでよ。ほら、笑顔、笑顔」
「僕は好きでこんな顔をしてるわけじゃありませんから!って言うか、こんな顔をしてるのは貴方のせいですから!」
「い、入江くん!ほら、お、落ち着こう!ここ放送室だから!!ね、ね!(煩いとか言って雲雀さんが来たら絶対困る・・・・・!)」
「チャンもこう言ってるんだし、すわりなよ正チャン」
「・・・・ったく、何で僕が、」
「(入江くん、ここに呼んで本当にごめんね!なんだか罪悪感がでてきちゃったよ)」
「じゃ、正チャンも落ち着いたみたいだし、次の質問にいこうか」
「あ、はい(あれ、なんでいつの間に白蘭さんが仕切ってんの?メインパーソナリティーって私だったよね?)
『指輪が可愛いですが可愛いもの好きなんですか?』です。確かに白蘭さんの指輪可愛いですね」
「そうでしょ?だけど、これ正チャンも持ってるよね」
「えぇ、まぁ」
「(入江くんがハートの指輪かー!ちょっと、驚きだよね)」
「チャン、それは正チャンに失礼だよ。正チャンだって、ハートの指輪ぐらいしたいよねぇ?」
「べ、別に驚いただけで、入江くんにハートの指輪が似合わないとか思ってませんから!それに、なんで心の言葉が分かるんですか!」
「チャン、考えてること全部顔にでてるからね」
「そ、そんなことは絶対にないです!考えてる事顔に出るタイプじゃないですから!!」
「いや、顔に出てるよ。チャン、分かりやすいよ」
「(・・・・・も可哀想だな。白蘭サンに遊ばれてるよ)」
「(・・・・・もう、この人に振り回されたくないんですけど!!ごめん、入江くん。今、入江くんの苦労がすごく分かったような気がする・・・・・!)」
「二人とも、そんな目で見るのやめてくれない?なんだか、責められてるような気がしてならなんだけど」
「「責めてるんですよ」」
「・・・・・・」
「さて、最後の質問はこちら!『某マシュマロ好きさんへの質問です! ヒロインちゃんの第一印象を教えて下さい〜!』・・・・・だそうですが」
「それは本編でってことで、今は秘密かな」
「(本編って、いつになったら白蘭さん達の話まで行くかな・・・・)」
「まぁ、そこまでいくかどうかさえ分かりませんけどね」
「ちょ、入江くんそれは言っちゃだめだからー!!私も思ったけど、それは言っちゃだめだよ!」
「(あー、焦るチャンも面白いなー)」
「ご、ごめん(白蘭サンがなんか嬉しそうな顔してる・・・・・、どんまい)」
「はい、じゃあ、質問はここまでですよ!!次は応援メッセージを紹介しますからね!」
「うん、楽しみだな」
「(や、やっと、帰れる・・・・!この調子だったらどうにか今日中には仕事も終わらせられる!)」
「(入江くん一気に回りに花がさいちゃったよ。そんなに帰れるのが嬉しいのか・・・・)」
「(うーん、もうちょっと時間のばせるように無駄なこと話ちゃおっかな)」
「(・・・・!白蘭さんが無駄に笑顔なんですけどー!絶対良くない事考えてるんですけどー!!入江くん、どんまい!)」
「(あれ、なんだか、悪寒が・・・・・!折角、この無駄な事が終わるって言うのに)」
「・・・・・えっと、じゃあ、まずは白蘭さんへのおはがき紹介しますね
『ミルフィオーレなら是非白蘭さんを出して下さいvV白蘭さん凄く好きです!!』」
「うん、ありがとう。僕も大好きだよ」
「はいはい、じゃあ、次のおはがきは『白蘭さんと正チャン出してください!』ですって。」
「もう出たから満足でしょう」
「正チャン、もっと嬉しそうに良いなよ。折角、リクエスト来てんだからさ」
「僕は、別に来たくありませんでしたよ」
「(ここまでズバッといわれると潔いものを感じるよね)
他にもたくさんハガキが来てるんですけどほとんどが白蘭さんや、入江くん希望でしたよー」
「それは、嬉しいね。ね、正チャン」
「だーかーら、僕にふらないで下さいよ。僕は嬉しくも何ともないんですから」
「そんな事言って、でらない人もいるんだから。ね、チャン?」
「あぁ、はい。γさんとかのリクストもちらほらあったんですけどね、やっぱりお二人が一番多かったですよ」
「・・・・・・・(だからって、別に僕じゃなくても)」
「あはは、諦め悪いよ。入江くん、私だって本当はこんなことやりたくないんだからね・・・・!」
「(笑顔で言ったー!)」
「チャン、素敵な笑顔だね。だけど、リボーンくんが銃口向けちゃってるよ」
「えぇぇ、う、嘘に決まってるから!私、やりたくてやってんだよ!!(クソッ、なんで私が!)」
「、(僕よりのほうが可愛いそうだな。今度、胃薬でもあげようかな・・・・・)」
「じゃあ、次のお手紙いきますねー!『じゃああえてグロ君をお願いしますv(笑)』
・・・・・・あはは、私としたことお葉書間違ったみたいです。えっと、他のお葉書はっと」
「・・・・・あの人のリクエストもあったんですか」
「そうみたいだね(正チャン、嫌そうな顔してるなー)
だけど、今、グロ君には違う任務してもらってるから、安心しても良いと思うよ」
「それは良かったです。変態は骸さん一人で十分ですから」
「・・・・・・(変態が一人でもいたら問題なんじゃないの、かな)」
「うん。まぁ、その任務もさっき終わったみたいだけどね」
「「・・・・・・えっ?」」
「さっき、これが始まる前に連絡があって、終わったってグロ君が報告してきたから」
「ちょ、ちょっと、あんたなんて事してくれるんですか!!」
「正チャン、上司にあんたは駄目だよー。僕傷ついちゃうよ?」
「別に白蘭さんが傷つくなんてどうでも良いですよ!!あぁぁ、もうなんて事してくれんだ!本当、もうヤダ!!」
「(チャンって、何気に酷いよね)」
「あぁ、どうしよう、入江くん!!」
「僕に言われても、困るから!」
騒ぐ二人を他所に、放送室に近付く一つの影。その姿に並盛中の生徒は、はっきり言ってひいていた
バタンとドアを開けてでてきたのは、おかっぱ頭で眼鏡なあの人
それを見て固まる二人。
「「(来ちゃったよ・・・・・・・!)」」
「あはは、グロくん久しぶりだね!」
「呼ばれて「呼んでません、呼んでません。絶対に呼んでません。」」
「(の拒否の仕方がMAXだよ)」
「(チャンも正チャンも顔真っ青だね!)」
「はい、では、今回の放送室はここまでです!!次のゲストは、なんと・・・・・・・・
リボーンとコロネロくんです!!ハイ、もう絶対王政間違いなし!放送室が無事な気がまったくしません!」
「チャン、またリボーンくんに銃口向けられてるよ」
「(ギャァァァ!)うそ、うそです。放送室は完璧です。
それでは、また次の放送をお楽しみにー!!」
「クフフ、は僕が守って―――バタン
「放送室まで妖怪が歩いてきたって、風紀委員が報告してきたんだけど」
「(クソッ、またもや僕の素敵な一言を遮りやがりましたね。ぶっ殺す!)」
「ねぇ、正チャン、骸くんっていつから放送室にいたんだろうね」
「・・・・・・さぁ(さっさと帰られてくれ・・・・・・・)」
さぁて、グダグダのまま今回の放送のお時間も終了です★
ただいま新装並盛放送室放送中です。
(2007・01・07)
久々すぎる