第六回ゲスト スクアーロ・ベルフェゴール
「はい、前回は本当に最高な並盛放送でしたが、今回からはまた私可哀想な役なんだろうなと思っていると言うか分かっているです。
今回のゲストは前回の放送の最後にも言っていました、銀色長髪の苦労人ことスクアーロさんと気楽な王子ことベルフェゴールさんです。
二人ともボンゴレ最強暗殺部隊と言うことでお忙しい中来ていただきました!!(まったく忙しいなら来なくても良いんですけどねー)」
「う゛お゛ぉい、心の声もしっかり聞えてるぞぉ!!」
「私としたことがツッコミ担当なのにツッコまれてしまいましたね。やっぱり本場のツッコミは違いますね!」
「俺はツッコミ担当じゃねぇ!!」
「うしし、そう言いながらつっこんでんじゃん」
「うるせぇぞ、ベル!!」
「まぁまぁ、落ち着いてください」
「そもそも何で俺たちがこんなこと、しなくちゃなんねぇんだよ。他にも暇な奴はたくさんいるだろぉ」
「私だってこんな放送したくてしてるわけじゃないんですからね!!私だってできることなら普通の人呼びたいんですから」
「それって俺たちが普通じゃないってことかよ」
「・・・(私的にスクアーロさんは普通なんだよね。ベルは普通じゃないと思うけど)」
「ふーん、黙るって言うことはそうなんだ。殺し「な、何言ってるんですか。普通に決まっているでしょう!(コイツどこぞやの風紀委員長かよ!)」
「だよなー」
「(、お前も大変なんだなぁ)」
「じゃあ、これ以上グダグダひっぱるのもなんなんで質問タイムにいきますね」
「(この展開だと、もう諦めるしかなさそうだぞぉ!)」
「今回たくさんハガキ頂きましたんで、覚悟しといてくださいね」
「うしし、覚悟ってなんのだよ」
「まぁ、色々ですよ。それと、どんな質問があったとしても、それと私は何ら関係がありませんから」
「(う゛お゛ぉい、どんな質問があるんだぁ?!)」
「さぁて、最初の質問はベルに来てますよ
『ベル王子に質問ですー>< 前髪が凄く長いですけど切らないんですか?(寧ろ切らないほうが私は好きですがねbb(笑))』だって」
「切る訳ないじゃん」
「ふーん、だけど目悪くなったりしないの?さすがにその髪型で眼鏡はなしだと思うけど」
「う゛お゛ぉい、別に眼鏡じゃなくてもコンタクトがあるだろぉが!!」
「(・・・・さすがスクアーロさん!良いツッコミですね!!)」
「王子はそんなのに頼ったりしないけどね。ガキの頃からこの髪型で目悪くなってないし、大丈夫じゃね?」
「そう言われればそうかもね。えっと、次のハガキはスクアーロさんにですよ。
『スクアーロへ質問です!スクアーロは鮫なんで故郷は海なんですか??それとも水族館なんですか?? 由香理より』」
「俺は鮫じゃねぇ!!」
「うしし、スクアーロの事だから養殖じゃねぇの?」
「・・・そもそもなんで、スクアーロさんが鮫なんですか?」
「知らねぇの?スクアーロって言うのはイタリア語で鮫の事なんだぜ」
「へぇ、そうなんですか。まぁ、普通の女子中学生がイタリア語なんて知るわけないと思うんですけどね」
「だから、俺は鮫じゃねぇからなぁ!!」
「(・・・可哀想だな、スクアーロさん)」
「クソっ(の奴、哀れんだ目で見てきてやがる)」
「だーかーらー、スクアーロは絶対養殖だって」
「ベル、うるせぇぞぉ!!三枚におろすぞぉ!!」
「ちょ、ちょっと、とりあえずスクアーロさんは落ち着いてください!(放送室での乱闘は困る)」
「俺は落ち着いてるぞぉ!」
「(落ち着いてないじゃないですか!)」
「もう、スクアーロへの質問なんてどうでも良いから次いこうぜ」
「・・・・そうしてくれぇ」
「(・・・どんまい、スクアーロさん)はいはい、ではベルに質問で『ベル君はダレと一番仲がいいですか?』・・・マーモンくんじゃないの?」
「ヴァリアーは暗殺部隊だぞぉ!仲良いも悪いも無いだろぉ!」
「うしし、確かに」
「だけど、ベルはマーモンくんとは結構いつも一緒にいるよね」
「(お子様コンビだぜぇ!)」
ひゅっ
ベルの投げたナイフがスクアーロの顔面の横をかすめる
「う゛お゛ぉい!!」
「ちょ、ちょっと何やってるんだよ!(放送室の壁に傷が!!)」
「だって、なんだかスクアーロが変なこと考えてるみたいだったし」
「いやいや、そうだとしても放送室を壊すのはやめて!」
「(う゛お゛ぉい、俺の心配じゃなくて放送室の心配かよぉ!)」
「まぁ、がそこまで言うなら止めてやるよ。俺っておっとな〜」
「「(そういうところが子供なんだよ!)」」
「・・・はぁ(あのぐらいの傷なら雲雀さんに何も言われないよね・・・?)」
「・・・はぁ(さっさと終らせたいぜぇ)」
「ほら、次の質問」
「(何気にベルはやる気あるよね。超迷惑だな)えぇっと、次の質問はスクアーロさんですね
『スクアーロはやっぱりMなんですか?自覚はちゃんとあるんですか?』・・・・」
「う゛お゛ぃ!!俺はMじゃねぇぇぇ!!」
「(・・・・スクアーロさん、本当に可哀想!!)」
「でも、スクアーロいつもボスに殴られ点じゃん。こういうのって早く自覚した方が良いんじゃねぇの?」
「自覚もクソもあるかぁ!!俺はボスに殴られても喜んだ事なんてねぇ!!」
「そ、そうですよ!!スクアーロさんがMなわけ無いじゃないですか!!」
「・・・!!」
「(スクアーロさんまで変人だったりしたら私やっていけないよ!)」
「(こいつら二人見事に考えてる事違うし)」
「・・・もう次の質問いきます。これはベルあての質問ですよ
『王子様は歯がとっても綺麗なので、使ってる歯磨き粉が知りたいです!! P,S主人公さんセクハラされてください☆ PNティアラになりたい!!』
・・・・って、この質問おかしいですけどぉぉ!!いや、質問はおかしくないですけど、その後、その後!!何、セクハラされてくださいって?!」
「うしし、これってからの大胆告白って受け取って良いわけ?」
「そんな訳ねぇに決まってるだろぉぉ!!」
「そうですよ!もう、ベルはさっさと質問に答えろ!」
「(何気に命令形かよ)別にそこまで気にしてないし」
「へぇ、それでそれだけ綺麗な歯だったら羨ましい。
あと、こんな質問もきてるよ『王子に質問です。 ズバリ!頭につけてるティアラのお値段は?』だって」
「結構高いじゃねぇの?」
「値段知らないの?」
「だって、俺王子だし」
「質問に全然答えてねぇぞぉ!!」
「俺って王子だし、これも結構高いにきまってんじゃん」
「(王子関係なくない?・・・いや、関係あるのか?)」
「(関係あるのかないのか微妙だぞぉ!)」
「(まぁ、これ以上聞いても無駄か・・・)えっと、スクアーロさんに特に多かった質問紹介しますね。
スクアーロさんはどうしてそれだけ髪の毛がきれいなんですかって質問が一番多かったですよ」
「う゛お゛ぉい、男が綺麗なんて言われても嬉しくないぞぉ!!」
「うしし、スクアーロの奴照れてるし!」
「(スクアーロさんって、実は可愛いだよなぁ)いや、それでもこの髪は女の子も嫉妬しちゃうくらいの髪ですから」
「・・・別に嬉しくなんか無いぞぉ!!」
「「(あぁ、嬉しいんだな・・・)」」
「なんだその目はぁ!!」
「ちょっと、スクアーロさんマイク入ってるんですから叫んじゃ駄目ですって」
「スクアーロ怒られてやんの!」
「・・・悪ぃ」
「(ちょっと、本当なにこの愛らしい生き物は!!)」
「(飽きてきた)他にはハガキきてないのかよ」
ハガキを勝手にあさるベル
ある一枚のハガキを手に取りそれを見た瞬間、一筋の汗が彼の頬を流れた
「どうしたのベル?なんか変なハガキでもあった?」
「変なハガキって失礼だろぉ!」
「えっと、なになに『ボ、ボスッ!!俺をぶって罵ってください!ボスゥ!!!!(ハアハアッ)
by貴方の傍にいる黒髪の守護者☆』」
「きめぇぇぇ!!」
「うしし、なんだよこのハガキ」
「ボスって言うのは、もしかしてザンザスさんですかね?」
「それしかねぇだろぉ」
「じゃあ、黒髪の守護者って言うのはもしかしなくても・・・」
「レヴィの事じゃね?」
「「「・・・・」」」
「見なかったことにしましょうか?」
「それもそうだなぁ。」
「帰ったら、アイツ殺しちゃうかも」
「(・・・私はとめないよ)」
「(・・・俺もベルに同感だぜぇ)」
「・・・さぁて、そろそろ並盛放送の時間も終わりですね!」
「なんだか、いつもの任務よりも疲れたぞぉ!」
「うしし、それもこれもすべて最後のハガキのせいだし」
「「(納得)」」
「じゃあ、次のゲストはなんとあの方!」
「って、誰なんだぁ!!」
「王子、分かっちゃったんだけど」
「えぇ、名前もだしてないんですけど?!」
「うしし、だって俺王子だもん」
「(関係ねぇよ!!)」
「(の奴、こめかみがすっげぇピクピクしてるぞぉ!!)」
「とりあえず、次のゲストは、え、うそ、もしかしなくても骸さん・・・?!」
「クフフやっと僕の「では、みなさん次の放送をないことを祈ってー!!さよーならー!」
ただいま新装並盛放送室放送中です。
(2007・09・21)