第一回、ゲスト沢田綱吉














「さぁ、ついに今回から始まりました並盛放送部。一生始まらなくて良かったのに。


何故か他校生の私、が並盛中の放送室をお借りして放送させていただきます。


はい、正直意味が分りませんね。





えっと、この放送はリスナーから送られてきた質問にお答えしたり、


他にも多分いろいろ企画などをしていく方向性のわからないラジオ番組を目指しております。





続きは、ツナよろしく」










「えっ、俺?!えっと、毎回違ったゲストをお呼びして対話形式で進めていきます。


記念すべき第一回ゲストは、沢田綱吉くんです・・・・・って、普通これが言うんじゃないの?!









「小さい事は気にしてはいけないよ。って、毎回ってことはこれ続いちゃうの?」







「そうなんじゃないの?」






「うわ、いい迷惑。誰だよ、こんなのやろうとか言い出したやつ。死んでしまえば良い






、それ女の子のセリフじゃないから!!」






「だって、私この学校の生徒じゃないんだよ?!なのに、なんでここでこんな事しなくちゃならないの?!




そもそも風紀委員からは何も言われてないんですか?!」







「あ・・・・確かに」














リボーンカンペを上げる『ヒバリの許可はもらった』













「「・・・・・・」」










「(・・・・諦めよう)では、放送室の外からダイナマイトを持って睨んでいる輩もいるんでさっさと終わらせたいと思います」








『テメー、光栄ある10代目とのラジオなんだからもっと真面目にやれよ!!』



『あはは、なんだか楽しそうだな!!』













「(やりたくないものを真面目にやれって方が無理な話だよ。それに全然楽しくないからね、山本)」











「と言っても、特にする事なんてないよ。質問なんてきてないし」




「だよね。どうすれば良い、リボーン?」




「(、リボーンに聞いちゃうんだ)」













リボーンがカンペを上げる『適当に話でもして盛り上げろ』













「適当に盛り上げろって言われてもね、無理だよ





「諦め早っ!!ちょっとは考えようよ!!」





「だって、私、こんな事したの初めてだし、こんな所で何を話せって言うんだ」





「えっと・・・(考え込むツナ)」














「それにね、」










「それに?」










「正直こんなことやりたくないんだよ。私はいろいろ疲れてるんだから家で休ませろって思うわけ!!」






「正直すぎるでしょ。でもさ、もう諦めてやろうよ。風紀委員からの許可もおりてるんだし






「でも・・・『カチャッ』
















リボーンが銃をこちらに向ける












「さぁて、はりきってやっていきたいと思います」







「(態度変わりすぎでしょ)」









「(話題、話題・・・・)うん、だけど、一回目のゲストがツナで良かったよ」










「えっ?!・・・・急にどうしたんだよ?」










「だって、この学校まともな人少ないじゃん。その中でツナが最初のゲストじゃなかったら、私やっていけなかったと思うのさ。



考えてみなよ、もしも獄寺が第一回のゲストだったら放送室、跡形も無く無くなってたかもしれないんだよ?」









「・・・・・(確かに)」








「そしたら、あの学校大好き、ひば・・・・まぁ、仮にK.Hさんだとして。その人に殺されていたかもしれないじゃん」








「あぁ、なんとなく想像ができるね」








「でしょ?だから、ツナが一番メンバー的にはまともなんだよ」






「あの中でまともって言われてもあんまり嬉しくはないけどね」






「(確かに)」





「(今、確かにって顔した・・・!!)」






「あ、でも他にも理由あるんだよ?」






「えっ?!」




















「ツナはツッコミ担当だからね」




















「ツッコミ担当とか関係あるの?!」













「いやさ、私が思うにツッコミ担当は大体まともな人なんだよね。それで苦労ばっかりしてる人が多いと思うんだけど」





「(なんか、俺泣きたくなってきたかも)」






「・・・・私も認めたくないけどツッコミ担当だからさ。ツナの気持ち分るんだよね」









・・・!!」





「ツナ・・・!!」












友情を確かめ合う2人。それを外から見ていた獄寺がダイナマイトを取り出す


気付いたがツナの顔を見る














「とりあえず、そろそろ放送室の外から睨んでる男がここ爆破しそうなんだけど」















ドアの外を指差す。それを見て一気に顔が青ざめるツナ













「うわ、獄寺くん?!」






「ここ爆破されても困るし、正直嫌なんだけど、放送室に入ってもらおうか?」





「そうだね・・・・(俺の平和っていつ来るんだろう。もしかして一生来ないんじゃないかな)」















ガチャ




獄寺入室。その場に居た山本も一緒に
登場★










「おい、。お前10代目と何してたんだよ!!」







「友情を確かめ合ってたんだよ」







「はぁ、何意味分かん「へぇ、放送室って初めて入ったけどこんな作りしてんだな!!」





「・・・・野球馬鹿は黙っとけ!!あ、10代目、一回目のゲストおめでとうございます!!」










「・・・・(私としては獄寺にも黙っといて欲しいだけど)」








「あ、うん。ありがとう・・・(そこまで嬉しいものじゃないんだけどな)」







「さすが10代目っすね!!」







「(何がさすがなんだろう。むしろ、貧乏くじを引いたようなものだと思うんだけど)」







「あはは、そんな事無いよ。(貧乏くじを引いたようなものだしね)」




















リボーンカンペをあげる『そろそろ終われ』









「「(・・・・命令形かよ)」」










「えっと、名残惜しいですがそろそろお別れの時間になってきました(やった!!)





「本当に名残惜しい奴は、そんな嬉しそうな顔しないからね、





「え?!私そんな嬉しそうな顔してた?!」










頷く一同

















リボーンから紙を受け取る









「えっと、これを気に入っていただけた方が居れば、レギュラー化するかもしれません。うわ、めっちゃ迷惑なんですけど。


その時はいろいろ他にも『平凡な日々。』の本編に出てない人が出てくるかもしれません。






そして確実にキャラが崩れる事でしょう










「(キャラ崩れるんだ・・・・)第一回ってなってるのに、二回目が無かったら寂しいよね」





「10代目!!この右腕の俺が10代目のために、二回目をさせてみせます!!」








獄寺お願いだからやめてくれ。えっと、これが面白かったって方や質問がある方はどしどしお待ちしております。




質問はどんな質問でも良いですよ!!ゲストと私、が質問にお答えします・・・・多分














「あはは、多分なのな!!俺にもたくさんの質問待ってるぜ!!」

























「「「それでは次回、お会いできたらお会いしましょう!!」」」





















ただいま新装並盛放送室連載中です








(2007・06・28)