突撃、
　氷帝メンバーのタイプの子！！












〜ナルシストな部長の場合〜





「俺様は気の強い女が好きだぜ」






「すいません、急に何言っているんですか。良い精神科紹介しましょうか？」





「アーン？」






「それに跡部部長にそんな態度とれる子なんて少ないでしょう」





「まぁ、俺様相手だしな」





「（あ、ちょっとうぜぇ）」





「なんだ、その目は？」





「いえ、何も。ハッ、もしかして」





「あぁ？」











「リョーマ君、だったりして・・・！！」







「女だって言ってんだろ？！」









結論

この後、部活でいつも以上にこき使われてしまいました

鬼だ・・・


















〜氷帝のおかんの場合〜



「忍足先輩のタイプの子ってどんな子なんですか？」






「なんや、俺のタイプの子が気にな「いえ、全然。調子にのるのは止めて下さい」」








「（俺の扱い酷すぎるやろ）・・・・俺のタイプの子は足の綺麗な子やで」






「うわっ」






「うわってなんやねん！！」






「（不二先輩の言ってた人はこの人だったのか）」






「なんや、その軽蔑するような目は」










「えっと、その、捕まらないことを心から願っています」







「・・・・・！！」









結論


忍足先輩の好きなタイプは足の綺麗な子らしいです

嫌だな、部活の先輩が警察のお世話になるの・・・・

















〜ミソ大好きな先輩の場合〜







「岳人先輩のタイプはノリの良い子なんですね」





「おう！！やっぱり付き合うならノリの良い子が良いだろ！」





「・・・・・岳人先輩は普通なのに」





「ど、どうしたんだよ。それに俺はって？」






「忍足先輩のタイプの子を聞いて」









「あぁ・・・」










「岳人先輩はどう思います？忍足先輩のタイプの子について」







「侑士が捕まらないことを願ってるぜ」








「（みんな思うことは同じか）」












結論


忍足先輩のダブルスペアの岳人先輩のタイプの子は普通でした

なんだか岳人先輩に心のそこから同情します





















〜睡眠時間が多すぎる羊の場合〜








「ジロー先輩の好きなタイプの子はどんな子なんですか？」





「俺のタイプの子は明るく楽しい子だＣー！！」





「へぇ、まぁジロー先輩らしいと言えばジロー先輩らしいですね」





「だけど、今は羊が一番好きー」





「羊ですか？」




「ふわふわして可愛いＣー」





「そう言われれば確かに可愛い顔してますよね」












「それにラム肉は美味しいよー」











「・・・・？！」










結論

ジロー先輩は可愛い顔して酷い人間だと思います

ふわふわして可愛いとか言いつつ、美味しいだなんて笑顔で言わないでほしい






〜頼りになるツッコミ担当の先輩の場合〜









「宍戸先輩の好きなタイプは生意気そうでボーイッシュな子・・・」






「何言ってんだ？」






「やっぱりリョーマくん「いい加減その考えから離れろ」」






「あはは、ごめんなさい」





「まったく激ダサだぜ」





「じゃあ、誰なんですか？」





「ば、馬鹿言うな！！今はテニスにしか興味ねぇよ！！」









「（この人はからかっちゃ駄目だ・・・！）」








結論

宍戸先輩の反応にこっちまで恥ずかしくなりそうです。












〜綺麗なものにはトゲがある先輩の場合〜







「滝先輩、滝先輩！！」





「ここは図書室なんだから静かにしようね？」





「・・・はい」





「それで、俺の好きなタイプでも聞きに来たんだ？」





「な、なんで分かったんですか？！」





「俺に分からない事は無いよ・・・って、言うのは冗談で最近レギュラーに聞きまわってただろ？」





「（冗談に聞こえない！！）・・・それで滝先輩の好きなタイプはどんな人なんですか？」





「大和撫子みたいな人かな？」





「うわー、それは滝先輩にぴったりですね！」





「そう、ありがとう。まぁ、この学校じゃ見つけるのも大変だと思うけどね」










「あぁ、それもそうですね・・・」









結論



滝先輩と日吉の好きなタイプを見つけるのはここの学校じゃ大変そうだ

とりあえず、お金持ち学校にいる子はお嬢様なんて思うのはやめよう（私は庶民だしね！）


















〜唯一の癒し系の場合〜







「樺地の好きなタイプって特にないんだ」





「・・・ウス」





「どっかの部長や伊達眼鏡先輩と違って、やっぱり樺地は良いやつだね！！」





「・・・・」





「とりあえず、どっかのナルシスト部長に対して愚痴とかあったらいつでも言って良いから！！」





「・・・・ウス？」





「あと、」





「？」





「できればジロー先輩捜すの手伝って下さい」





「ウス！」








結論

ジロー先輩を捜すのは私と樺地の仕事だったりします

本当に樺地は私の唯一の癒しだ・・・



















〜実はクリスチャンじゃない犬属性の場合〜





「鳳のタイプの子って・・・・浮気しない子なんだ？」






「あ、うん。そうだよ」






「へぇー（過去に何があったんだよ）」







「あはは、別に何もないけど」





「私、口にだしてないんだけど」














「あ、つい答えちゃった」











「ついって何なんだよ！！」











結論

鳳に何があったかは知らないけど、



私は心の会話は絶対に認めません














〜公式ツンデレなツッコミ担当の場合〜







「日吉の好きなタイプってどんな子？」






「・・・急にどうした」






「いや、なんか他のレギュラーって言うか忍足先輩のタイプの子聞いたら他の人たちはまともなのか気になって」










「お前、聞く人間違ってるぞ」










「言っておくけど、私だって聞きたかった訳じゃないから。で、日吉の好きなタイプは？」






「・・・清楚な奴が良いな」






「へぇ、何か日吉らしいね」






「そうか？だが、最近そんな奴いないんじゃないかと思うようになった」






「えっ、なんで？」





「テニスコートの周りの女子見てみろよ」














「・・・・あぁ」











結論


テニスコートの周りにいる女子は確かに良家の女の子のはずなのに

まるで獲物を狙うハイエナのようで清楚な女の子は見つけられなかった。頑張れ、日吉！

















〜小話その後〜








「やっぱりさ、全員の聞いて思ったんだけど、忍足先輩のタイプは変態くさいですよね」





「うっさいわ！！それやったら、鳳のタイプはどうなるうや？」





「鳳のタイプは確か、浮気しない子だったよな？」





「うん、そうだよ、日吉」








「「「（あいつに一体何があったんだろう）」」」









「まぁ、ここは気にせん方が良いんかもしれんな」





「そうですね。鳳のタイプなんて別に俺らには関係ないですし」





「それに、鳳には聞きにくいしね・・・」









「あれ、こんなところにいたの？」







「鳳？！」





「どうしたんですか、忍足さん叫んだりして？」





「べ、別に何も無いよ！！忍足先輩が叫ぶ事なんて日常茶飯事のことじゃん」





「あぁ、それもそうだね」





「・・・納得するのかよ」





「俺はいつも叫んでなんかおらんで！」





「はいはい、そうですね。それで、鳳どうしたの？」





「（酷っ！！）」





「跡部さん、集合だって」





「それは急がな、景ちゃんに嫌味言われるで」





「うわー、面倒くさい」





「そう言うな。とりあえず、いつか下克上してやる」





「ほら、鳳も早く行こう！」









「うん。あ、一つだけ皆さんに言っておきたい事があるんですけど」




「何や？」










「俺、別に過去に何かあったわけじゃありませんからね？」










「「「・・・・」」」










結論


鳳の噂話はするものじゃない









（２００７・１１・２８）